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2021年04月26日

さまざまな家の使い方

介護ブログ

さまざまな家の使い方

~終のすみかについて考える~

これまで、多くのかたからセカンドライフに関するご相談をいただいてきました。中でも「どこで暮らすのか」「どのように暮らしていきたいか」という住まいや暮らし方についてのご相談が増えてきています。

住み慣れたた家で暮らしていきたい、自然豊かな土地に移住したい、早めに高齢者向け住宅へ移りたいなどご希望はさまざまです。選択肢が広がった分、悩まれてしまうのかもしれません。いずれの場合も「現在暮らしている家をどうするのか」という点から考えていく必要があります。

今回はさまざまな家の使い方についてお伝えしていきます。終のすみかを考える参考にして頂ければと思います。

【INDEX】
 ■家の活用法とは
 ■終のすみかに必要な費用
 ■最後に

家の活用法とは

賃貸で暮らしている場合は希望する終のすみかへと住み替えるだけで良いのですが、持ち家の場合は家をどうするのかという点を先ずは考える必要があります。

住み続ける、貸し出す、売却するという方法があります。

住み続ける場合は、家の中で起こりやすい事故(転倒など)を防止するために室内の段差をなくしたり、水回りをリフォームしたりしておくと良いでしょう。ご高齢者の住宅内での事故はその他の事故と比較して圧倒的に多く出ています。バリアフリー化や手すりをつけるなど事前に対策をしておく必要があります。

家族で暮らしていた家は大きすぎるので、小さい家やマンションなどに引っ越したいというかたもいらっしゃいます。スーパーや駅に近いなど利便性を求めるかたや、自然豊かな土地に移住したいなど、ご希望はさまざまです。その際、これまで暮らしていた家を賃貸(貸し出す)ことで家賃収入を得ることもできます。不動産会社に管理を依頼しない場合はオーナーとして賃貸管理をしていくことになりますので、管理が不安という場合はお子さま等と相談をしておくと良いでしょう。管理をお子さま等に委任契約しているかたも増えてきました。

高齢者向け住宅等に入る場合は、まとまった資金が必要なため、ご自宅を売却されるケースもあります。立地や物件にもよりますが売却には時間がかかりますので、予めご家族と相談しておくことをお勧めしています。予定が先の場合も不動産屋さんに売却価格などの見積りを頂いておくと参考になります。

暮らし続けたり、リバースモーゲージのように家を担保に資金を借りたり、賃貸や売却など家は資産として活用することができます。活用法も増えてきましたので、どこで、どのように暮らしていきたいかを考えながら、家の活用法についての情報収集をしておくと良いでしょう。


終のすみかに必要な費用

ご自宅や賃貸、高齢者向け住宅等、いずれの場合も暮らしている間はお金がかかります。ご自宅の場合は固定資産税や火災保険、地震保険などの費用や、家を維持するのに必要な修繕費用なども必要です。これまで、どのくらいの費用がかかっていたのか改めて確認しておきましょう。

賃貸の場合は家賃、管理費、修繕費が必要です。近年、マンションなどは人件費の上昇や設備品の高騰などにより修繕費が上がってきています。今後も値上がりが予測されますので、費用として少し多めに見積もっておくと安心です。

高齢者向け住宅等は入居前にランニングコスト(月々の費用など)が説明されます。預貯金や年金で支払える金額かどうか確認されて入居されるのですが、病気になり入院が必要になったり、介護が必要になったりする場合もあります。そうしたときは、通常の費用よりも多くなりますのでランニングコストは多めに見積もっておくと良いでしょう。

入居後に毎月の費用が支払えなくなり、別の施設等へ移られるかたも少なくありません。予め必要な費用を確認する際は注意が必要です。


最後に

終のすみかについて考えるタイミングとしては、退職された時やご自身や配偶者(パートナー)が病を患った時など今後の生活に不安を感じたときに考えるケースが多いです。

情報は不安を感じられたときの安心材料となります。家の資産価値を調べておく、暮らしたい場所の費用を確認しておくなど、元気なうちに早めに情報収集しておくことをお勧めしています。

本当に人生100年時代なのだと感じています。70代、80代でも元気で働いているかたが、たくさんいらっしゃるからです。元気なうちに、働いているうちに、終のすみかについて考えご自身やご家族と話し合っておくと良いでしょう。

ある程度、どこで暮らすのか、どのように暮らしていきたいか明確になってきたら、不動産屋さんや施設のかた、FPなどそれぞれの専門家に相談をして、さらに詳しい情報を得てください。そうすることで家の活用法や対策などが増え、より希望に合った暮らし方を選択できるようになります。

本コラムも参考にして頂ければ幸いです。


ライタープロフィール紹介

藤井亜也(ふじい あや)

  株式会社COCO PLAN (ココプラン) 
  代表取締役社長
教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後、マネーセンスを磨きたいと思いファイナンシャルプランナーの資格を取得。
「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という想いから株式会社COCO PLANを設立。
独立系FPとして20代~90代と幅広い年代のお客様の相談に対し、親身にそして丁寧に対応。
一人一人に心を込めて、最適なプランを提案し、多くのお客様のライフプランを実現。
現在は個別相談だけでなく、マネーセミナー、執筆・監修など幅広く活動中。

【著書】

今からはじめる理想のセカンドライフを叶えるお金の作り方 (三恵社)


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